光熱費は生まれたときから払っています。使ったから払うのは当たり前のことですが、もし、払わなくて済むとしたら、、、
貴方のお家では、一ヶ月に幾らの光熱費(電気・ガス・灯油代)を払っていますか?
平均的な1家族が1ヶ月に支払っている光熱費を2万円としましょう。
現在、日本人の平均寿命は81歳と云われています。もし貴方が30歳なら約50年、60歳でも約20年の余命が有る事になります。今後支払う光熱費は今30歳なら月2万円×50年間=1200万円、60才なら月2万円×20年間=480万円にもなるのです。
さて、ここに、一つの物語があります。
あるところに3人の仲良し兄弟が、それぞれ個性のある家に住んでいました。
太郎の家は、給湯器や調理器は都市ガスです、太陽光発電は設置していません。
次郎の家は、給湯器は灯油ボイラーで、調理器はプロパンガス、太陽光発電は設置していません。
三郎の家は、オール電化で、太陽光発電も設置しています。
太郎 「太陽光発電なんて設置しなくても電気は必要なだけ流れてくるんだ、ガスも都市ガスだと切れることないから使った分だけ払う今のシステムで正解さ」
次郎 「お湯を沸かすのは灯油が一番安いと思って灯油ボイラーにしたんだけど最近は、灯油が高いからなぁ。三郎のところの深夜電力でお湯を沸かすエコ・キュートは一ヶ月900円しかかからないんだってな!今じゃ灯油が一番高くついてるみたいだ」
三郎 「生活から電気を切り離すことは出来ないから、ガスを止めてオール電化するだけで光熱費はぐんと安くなるんだ。それに、家内がオール電化にしてから料理がとっても楽になったって言ってるよ、強火から弱火まで微調整が出来るから思ったように調理できて、夏場もレンジの前に立っても汗をかかなくて良くなったので、快適そのものらしいよ。消し忘れや引火で火事になる心配もないから火災保険料も安いしね」
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太郎 「オール電化で光熱費が安くなったのなら太陽光発電まで設置しなくてもいいじゃないか、三郎のことだから環境に良いからなんて言うのだろ」
三郎 「兄さん、オール電化にしただけで光熱費は格段に下がるから、今よりも断然黒字さ、でもね、たとえば今まで2万円払っていた人がオール電化で1万6千円の光熱費になってもこれってずーっと払い続けないといけないでしょう。兄さんも僕も余命40年以上あるから兄さんは2万円×12ヶ月×40年=960万円もこの先光熱費を払うんだよ。オール電化にしても1万6千円×12ヶ月×40年=768万円も払うんだ、200万円出費が減るのは嬉しいけれど、途中で何回かは、器具の取替えをするのでプラスマイナスゼロになっちゃう。快適さを買うようなもんだね。更に減らせるのが太陽光発電システムなんだ。作った電気を電力会社に売れるからね、15年のローンを組むと毎月2万円の支払いが必要だけど、自家発電しているから光熱費はオール電化だけよりもちろん安くなってるよ。15年後からはローンの支払いも無いし、浮いた光熱費を貯蓄すると30年後には2万円×12ヶ月×15年=360万円の貯蓄が出来るって事、もしも、30年後に太陽光の寿命が来たとしてもその時は、システムの値段もかなり安くなっているだろうから、360万円の一部で新しいのを設置して、残りで家のリフォームなんて考えられるし、そうすれば自分たちの未だ見ぬ孫達へのすばらしい贈り物になると考えているんだ。始めに設置費がかかっても永いスパンで考えると、すごーい得になるんだ。」
次郎「そりゃーいいなぁ!昨年から灯油がずぅーっと値を上げていたので正直なところオール電化を考えていたんだ」
三郎 「中国もインドもこれから人口がどんどん増えていくし産業が発達するのさ、化石燃料は今からどんどん高くなっていくよ、だけど電気料金はそれほど極端に上げられないんだって」
太郎 「でも、電気代も上げざるを得ないだろ?」
三郎 「うん、上がってもいいのさ昼間の高い電力を買ってくれるんだから、高くなっても太陽光発電システムを設置していたらへっちゃらさ、」
次郎 「そうだよな、灯油がこんなに高くなっているんだ、ガスの値上げも・・・」
太郎 「残念なことに俺ん家の給湯器は、設置して未だ2年しかたってないんだよな、もったいないよな、でも太陽光発電システムとオール電化をしたいなぁ」
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